合同会社を設立する準備

会社設立と言うと株式会社を思い浮かべる人がほとんどですが、近年合同会社という新しい形態の会社を設立する人も増えています。
現時点では株式会社のほうが知名度も高いですし信用もありますから、選択する人も多く、設立に関する情報もほぼ株式会社です。
しかし欧米ではすでに合同会社という形態はしっかり認知されているため、今後日本でも浸透していく可能性は大いにあるでしょう。
それでは合同会社を設立する準備で大切なことはどんなことでしょうか?

まずひとつめに合同会社の特徴は全員が出資者であり、全員が有限責任社員という点にあります。
働く人みんなが平等な立場になりますから、何か決めるにしても役員の独断で決められる株式会社のようにはいきません。
そこでまず重要になるのが同じ志を持った仲間を集めることで、これは資金調達よりも難しいと思います。
なぜならみんなで同じ方向を向いて働いているうちはいいのですが、そうでなくなってしまった場合、一気に会社が崩れてしまう可能性があるからです。

そうならないためには全員が納得できる形の会社にしなければならないので、会社設立の準備にかける時間を一番多く持たなければなりません。
特に事業内容については会社の方向性を左右する問題ですから、不満を持つ人がいるとうまくいかないでしょう。
チームワークを重視するスタイルはまとまればとても大きなメリットになりますが、権力を持つリーダーがいない分、まとめるための時間が必要なのです。
合同会社には代表社員という立場の人がいますので、その人がうまく先導しながら会社設立に向けて動き出すのが理想的ですし、あくまでも同じ立場でいることを全員が実感できる環境づくりをしていく必要があります。

会社名や会社の所在地も十分に検討して理想的な会社を設立してください。
万が一分からないことがあったり、中立的な立場の人が欲しいときには税理士や司法書士、行政書士など専門家に依頼しておくといいでしょう。