株式会社と合同会社の違い

合同会社は日本での認知度はまだまだ低いですが、欧米ではすでに知られている会社形態で、今後日本でも少しずつ増えていくことが予想されています。
日本では現在、株式会社がもっともメジャーな会社形態で、おそらくほとんどの人が最初の選択肢にするはずです。
しかし合同会社は認知度が低いだけで株式会社にはない魅力がありますから、今回は株式会社と合同会社の違いをお伝えしたいと思います。

最初にこの2つのもっとも大きな違いは会社の運営方法で、株式会社は役員や株主が出資者となり有限責任を負う立場なので経営の主導権を握りますが、合同会社は基本的に社員全員が出資者であり有限責任を負います。
これによって経営スタイルも大きく異なり、株式会社は役員・株主中心の経営ですが、合同会社は社員全員で経営していきます。
分かりやすく言えば株式会社はリーダーが支持を出して動いていくスタイル、合同会社はチームで意見を出し合って動いていくスタイルです。
また、全員で経営するスタイルなので役員という概念はなく、その代わりに代表社員を置きます。
代表社員もあくまで社員を代表するというだけで、特別な権力を持つわけではありませんし、話し合って決めます。

次に設立費用も大きな違いがあり、株式会社の場合設立費用だけでおよそ200,000円から240,000円かかりますが、合同会社は定款の認証が必要ないなど株式会社に必要な手続きが一部省かれるので安ければ60,000円で設立できます。
さらに資本金も全員で出し合うのでひとりひとりの負担も少ないですし、株式会社のように資金調達に苦労することはあまりないでしょう。

ただ合同会社は株式を発行することができませんし、社会的信用と言う面では株式会社のほうが優れています。
このように株式会社と合同会社は同じ会社でもシステムがかなり異なりますので、よく比較してからメリットとデメリットを把握して決断しなければなりません。